考える技術 書く技術 第一部 書く技術

コンテンツ開発のため、ロジカルシンキング関連を再度鍛えなおすために読書開始した本。

しっかり理解しようとすると思ったより時間がかかる。
よって、しばらくはバラバラと本の感想を書こうと思う。

これまで、「相手の認識・興味・反応を考える!」みたいな解像度で考えていたのだけれど、まずそこの解像度を高めてもらえました。

  • S(Situation)
  • C(Complication)
  • Q(Question)

ここの部分が自分には弱かったと実感。こちらが今回一番の収穫。

イシューを考えるうえでも、自分の場合、先にここをより深く考える必要があると思う。

たぶん、ビジネススクールで学んだ「クリティカル・シンキング」でも同じようなことは聞いているし、根本は同じだということはわかるのだけれど、

今一度、自分で本を読み、自分で考えると足りなかったところ、偏っていたところが見えてくる感覚。

あと、「綺麗に仕上げてしまうと、ついそれを気に入ってしまう」という文章にも納得。「とりあえず書く」ことの意識をもっと高めないとなと思う。

また、いきなり「キーラインを書くことをしがち」。これもあるあるだと思った。

仮説思考で考えようして、いきなりキーラインで考えがちになっていたなと反省。基礎である導入部でイシューをしっかりつかんで、何を伝えるべきかにもっと集中しないと。

導入部に書くことは「過去の出来事であり読み手が合意する事項」、本文に書くのは「考え」ってのも勉強になる。

「本当に議論に関心があるのはごくまれで、関心ごとは常に行動にある」という言葉も納得。ここをちゃんと分けて考えられてなかったなと思う。

今更読んでいるようじゃダメだなと反省した本だけれど、いまだからよりよく消化できることもあるよねと思って、初心に帰って読みました。