コンテンツ開発のため、ロジカルシンキング関連を再度鍛えなおすために読書開始した本。
しっかり理解しようとすると思ったより時間がかかる。
よって、しばらくはバラバラと本の感想を書こうと思う。
これまで、「相手の認識・興味・反応を考える!」みたいな解像度で考えていたのだけれど、まずそこの解像度を高めてもらえました。
- S(Situation)
- C(Complication)
- Q(Question)
ここの部分が自分には弱かったと実感。こちらが今回一番の収穫。
イシューを考えるうえでも、自分の場合、先にここをより深く考える必要があると思う。
たぶん、ビジネススクールで学んだ「クリティカル・シンキング」でも同じようなことは聞いているし、根本は同じだということはわかるのだけれど、
今一度、自分で本を読み、自分で考えると足りなかったところ、偏っていたところが見えてくる感覚。
あと、「綺麗に仕上げてしまうと、ついそれを気に入ってしまう」という文章にも納得。「とりあえず書く」ことの意識をもっと高めないとなと思う。
また、いきなり「キーラインを書くことをしがち」。これもあるあるだと思った。
仮説思考で考えようして、いきなりキーラインで考えがちになっていたなと反省。基礎である導入部でイシューをしっかりつかんで、何を伝えるべきかにもっと集中しないと。
導入部に書くことは「過去の出来事であり読み手が合意する事項」、本文に書くのは「考え」ってのも勉強になる。
「本当に議論に関心があるのはごくまれで、関心ごとは常に行動にある」という言葉も納得。ここをちゃんと分けて考えられてなかったなと思う。
今更読んでいるようじゃダメだなと反省した本だけれど、いまだからよりよく消化できることもあるよねと思って、初心に帰って読みました。